2014年7月10日木曜日

第4回シンポジウム「高野山を支えた人々―石塔を建立した戦国大名」

奥之院の石塔群は、2015年に開創1200年を迎える高野山を代表する風景です。その風景は時代ごとの石塔建立者によって作られてきました。開けて明るい中の橋からの参道には、企業墓などの戦後の石塔が並びます。一方、木立が茂り、幽玄な景観を呈する一の橋からの参道には、大名によって建立された巨大な石塔群が並び、参拝者の目を引きつけます。石塔建立に至るまでには、有力大名以外にも、高野山側の人々、大名側の家臣、職人など多くの人々が関わったことが想像されます。
今回は高野山の石塔を研究され、近頃大名墓のご著書を上梓された木下先生には、奥之院の戦国武将の石塔の現状や石塔建立の実態についてお話していただきます。また武田氏や真田氏を中心とした戦国大名について研究されている丸島先生には、高野山子院の調査と東国大名の研究成果についてお話していただきます。

日 時:9月4日(木) 13:00~16:40
会 場:高野山大学203教室
プログラム
13:00~13:10 趣旨説明
13:10~14:10 木下浩良(高野山大学図書館課長心得)
高野山奥之院に見る戦国武将の石塔
14:10~15:10 丸島和洋(国文学資料館特任助教)
高野山子院と東国大名
〈休  憩〉
15:20~16:40 ディスカッション

参加無料・当日参加歓迎

主 催:高野文化圏研究会
連絡先:〒584-0071
大坂府富田林市藤沢台3-10-8-18-209
Tel:0721-28-6035 E-mail:econan@pk.highway.ne.jp
URL:http://koyabunkaken.blogspot.jp/

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