2012年12月1日土曜日

第2回ワークショップの報告 11/13(火)

第2回ワークショップを11月13日(火)18:30から行いました。当日は雨であったことと、会場が前回と異なり、高野山会館2階の会議室として変更したためか、出席者は少なく、なかなか定着が難しい状況だと感じました。森本が「歴史資料が語ること―『高野町史』史料編を通じて」として報告を行いました。

森本は史料編の担当ではありませんでしたが、民俗編の執筆を担当した中で、史料編に収録された古文書を使用していましたので、それらを古文書の写真、翻刻を提示しながら解説しました。上筒香の「掟」を例として、古文書の状態、翻刻の状態を紹介して、古文書を翻刻にする必要性を紹介しました。さらに翻刻された資料から何が分かるのかを解説しました。専門の研究者が解説してこそ、一般の人が古文書から何を知ることができるのか、さらにそれについて考えることができるということを紹介しました。つまり、研究者が一般の人に貢献できる部分であり、一般の人に影響を与えることができるのではないかという提案です。また、古文書の収集、保存、研究、活用の必要性を強調しています。
次回は、12月22日(土)に高野山でシンポジウムを行います。そこで、さらに地域の歴史や民俗を考えていきたいと考えています。

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